第64番元札所 石鎚神社
2017/01/28
前神寺のすぐ近くに、石鎚神社があります。

石鎚神社は、ここ『口の宮 本社』『中宮 成就社』『奥宮 頂上社』『土小屋遥拝殿』との四社で成り立っています。

奈良時代に、役行者小角が石鎚山で修行していると、釈迦如来と阿弥陀如来が石鎚蔵王権現となって現れました。

石鎚山の神様、石鎚蔵王権現を祀っていたのが別当寺だった『前神寺』と『横峰寺』でした。

前神寺は現在の石鎚神社の成就社にあり、なかなか行くことができず、横峰寺の『星が森』で遥拝し札を納めていました。

そこで前神寺は、この『口の宮本社』の地に『里前神寺』を建て札所とし、成就社の本寺は『奥前神寺』と称しました。

札所が前神寺と横峰寺と2ヶ所となっていたことから、いろいろと争いの種となっていたようです。

神仏分離により、前神寺と横峰寺は廃寺となり、石鎚神社となりました。

『祖霊殿』では、役行者をはじめ別当寺時代の関係者、神仏分離後の関係者、先達を祀っています。

空海も石鎚山で修行した一人です。

大師像の近くには『御神水』が湧き出ています。札所であれば、弘法大師が掘り出したことになっていたでしょう。

石段のこの鎖。石鎚山の鎖場の鎖を持ってきたもの。石鎚山の頂上近くは、鎖場の連続で危険を伴います。

石段を登ると、本殿です。さすが日本七霊山の一つ、広大で開放的。家族連れ、カップルが目立ちます。

祈祷を希望する方も多く、重量感ある和太鼓の音が響きます。

この木槌で体の悪い所を撫でると、痛みを吸い取ってくれるとか。

