
三角寺を出ると、しばらく暗くて狭い山道が続きました。

ナビもすっかり方向を見失ってしまい、さらに工事で迂回させられました。

やっと着きました仙龍寺。地元では「奥の院さん」と呼ばれているそうです。

崖っぷちに根を張っているように建っています。

下から見上げる舞台造りが壮観です。

大杉に囲まれている巨大建築。4階建て。築200年余り、だとか。

御堂の前はコンクリートの橋梁になっていて、その真下には、無明川の流水が一之滝となってしぶきをあげています。

赤い炎が鮮やかな不動像の前を通って行きます。開運厄除にご利益有り。

永代供養墓の前を通って行きます。歴史ある仙龍寺で無縁墓も安心、しかも宗教不問で募集中。

御堂の正面にやって来ました。このずっしりとした重量感、なかなか見ない貴重な建物です。

どこから見ても凄い迫力。千と千尋の神隠しに出てきそうだ…と言われるのも分かります。

靴を脱いで中に入ります。

赤の絨毯を進みます。

この階段を上がると本堂と納経所です。

本尊は弘法大師のため、大師堂はありません。

不動尊も祀っています。岩窟になっているようです。

納経所でトイレの場所を聞くと、この下あたりとのこと。行ってみることにしました。

トイレやTOILETといった表記ではなく「便所」と書いているあたり、古の雰囲気が出て好感が持てます。

便所の手洗い場です。手水舎のように柄杓で手を洗います。

四角い格子が魅力的な窓。

先ほど下から見上げた舞台造りの上部分となります。通夜堂、本堂、庫裡、食堂と増築を繰り返しています。

仙龍寺に来たら、便所にも行くべきですね。

再び外へ出ました!

仙人堂へ向かう石段を上がると、でかい御堂を見下ろせます。

法道仙人がここに住みつくことで始まった仙龍寺。
その法道仙人を祀る仙人堂、弥勒堂の先には滝修行の場、清瀧があります。

手水舎の隣にも石段があります。今回はこちらを登ることにしました。
ちなみに、あちこちに小さな滝があり、よどみなく水が仙龍寺を流れていきます。

洞窟修行の場を目指して、無明橋を渡ります。

無明橋の傍には、中務茂兵衛が手がけたとされる石仏が並んでいます。

今日もまた石段を登ります。

写し霊場の石仏があります。

くねくねと曲がり曲がって、上へ上へと登って行きます。

とっくにスマホの通信が途絶えています。息切れもしています。

大師が修行した岩窟を示す標石を見つけました。

分岐した細い道を進んで行くと、今度は獣道。

左に岸壁、右に絶壁、足元は落ち葉だらけ、滑らないよう細心の注意を払います。

突然、現れました。洞窟です。どうやらここみたいですね。登ってみましょう。

洞窟の内部へ。洞窟の中は水滴がぽたぽた、ひんやりしています。

洞窟から見た光景。修験道や弘法大師も、岩窟修行をしながらこのような景色を見ていたのでしょう。
1200年以上も前の、はるか昔の日々のことです。
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